あぁ違います...　飛ばすのは消しゴムじゃなくてキャップです...!

っと冗談は置いておいて笑

今回はペットボトルキャップの投げ方の種類を紹介していきます！

キャップ野球には『押し投げ』『弾き投げ』『フック』と、主に三種類があります。

一般的に多いのは弾き投げです。

ではこれらの種類にどんな違いはあるのか？有利不利はあるのか？について解説したいと思います。

押し投げ

押し投げとは、キャップを親指と中指の間に挟み、腕をまっすぐ前に押し出しながらキャップを弾いて投げる方法です。

この方法はキャップや球の前身であるキャップ投げの時に多く使われた投げ方です。

この投げ方の利点としては、

・多彩な変化球が投げられる

・コントロールが良くなる

・まっすぐなストレートが投げられる

などがあります。

キャップ投げの創設者であるわっきゃいさんが使っている投げ方でもあります。

この投げ方は腕をまっすぐ前に押し出して投げるのでコントロールがぶれません。また手首の角度を変えるだけなのでスライダー系やカーブ系の変化球が投げやすく、変化もつけやすいです。

しかし、この投げ方にはもちろんデメリットもあります。（デメリットがない投げ方なんてないので…）

・球速が弱くなってしまう

・手首の角度によって打者に球種がばれやすくなってしまう

・球が軽い

という感じです。

体重を蓋に乗せることが厳しいので打者の格好の餌食になってしまいます。全体的に「打ちやすい球」となることが多いです。

ただキャップを投げてみたい。変化球をとりあえず投げてみたい。という初心者さんにはおすすめの投げ方です。

弾き投げ

弾き投げは、キャップを親指と中指の間に挟み、実際の野球のように振りかぶって投げる方法です。

この投げ方は押し投げとどう違うのか？

これは文字より実際に見てもらった方がわかりやすいんですが、押し投げよりも球速が早くなり打ちにくいです。圧倒的に。

この投げ方の利点としては

・球が早く、重くなる

・変化球によっては魔球が生まれる

・球種がばれにくい

というようなところです。

この投げ方は2025年2月現在最も使われている投げ方の一つです。

やはりキャップ”投げ”ではなくキャップ”野球”ということで打者を抑えなければならないので実際の野球に似て勢いもつけられるこの投げ方が人気ですね。

ただやはり短所もあります。

・コントロールが難しい

・まっすぐストレートを投げるのが難しい

・ありえない大暴投することもある

などです。

この投げ方の難しいところはオーバースローやサイド、アンダースローなど多様な投げ方がある分自分に合った投げ方を探すところです。

キャップ野球で投手をしたい。速い球が投げたい。という人はぜひともこの投げ方を習得してみてください。

フック

最後にフックを紹介します。

フックとは水切りの石やフリスビーのようにキャップを持ち、弾き投げのように振りかぶって投げる方法です。

この投げ方は弾いて投げる方法ではほぼありえない軌道で飛んでくるので多くの打者を抑えることができるようになります。

利点は、

・球速が出しやすい

・変化の大きい変化球を投げられる

・野球と投げ方が似ている

等です。

フックはキャップを投げたことがある人だと慣れが必要ですがこの投げ方に変えてから才能が開花したという人もいます。

キャップの表裏や重心を意識して投げることで様々な魔球が生み出せる可能性のある伸び代のある投げ方です。

短所としては、

・”慣れ”が必要

・コントロールが難しい

・投げるキャップによってコントロールが定まらなくなる時がある

等です。

いかがでしたでしょうか。

今回はキャップの投げ方の種類を３つ紹介しました。

個人的にはまずは押し投げからやってみてキャップの弾き方の基礎を身につけてから弾きやフックに移っていくのが確実なんじゃないかと思います。

ぜひいろいろな投げ方を試してみて、自分に合った最適なフォームを見つけてみてください！

この記事を読んでみてキャップ野球を経験したことないけど一度やってみたいという人や興味が出てきたという人は、我々サンドストームズのSNS(X:@sandstorms_cbt)へメッセージを送ってきてください。ぜひ練習の見学に来てください！

どうも〜弾いたら飛んでく消しゴムで〜す